• 2016.11.06 愛知県芸術劇場 コンサートホール

音と光の脈が重なるとき、
そこにどんな響きが現れるか ―

白井 剛振付家・ダンサー

http://shiraiabst.wix.com/tsuyoshi-shirai-abst

1996〜00年ダンスカンパニー「伊藤キム+輝く未来」に参加。98年、カンパニー「Study of Live works 発条ト(ばねと)」を設立。00年「バニョレ国際振付賞」、06年トヨタ コレオグラフィーアワード「次代を担う振付家賞」を受賞。06年カンパニー 「AbsT」を設立。これまでに、06年『しはに‐subsoil』、5人の音楽家との共作『THECO‐ザコ」、09年『blue Lion』、10年『静物画‐still life-』など自身の振付出演作品を発表する傍ら、アルデッティ弦楽四重奏団とのコラボレーション作品「ジョン・ケージ『アパートメントハウス1776』」やダムタイプ の藤本隆行やメディアアートの真鍋大度ら10人のアーティストによる『true/本当のこと』など他ジャンルのアーティストとの共同製作作品にも多数参加している。

中川 賢一ピアニスト

http://www.nakagawakenichi.jp/

桐朋学園大学音楽学部でピアノと指揮を学び、ベルギーのアントワープ音楽院ピアノ科首席修了。1997年ガウデアムス国際現代音楽コンクール第3位。ダンスや朗読など他分野 とのコラボレーションも活発。これまでに、伊藤キム、山田うん、白井剛、森下真樹、新井英夫、中村恩恵、東野祥子、田畑真希ら、多数のコンテンポラリーダンサーやタップダ ンサーの熊谷和徳と共演している。また、ピアノ演奏とトークのアナリーゼを展開し好評を博す。O.メシアンピアノ曲全曲演奏、J.ケージ「ソナタとインターリュード」、F.ジェフスキー「不屈の民変奏曲」、L.フェラーリピアノ作品集演奏会、武満徹ピアノ曲全曲演奏等数多くを演奏し各方面から高く評価された。指揮者として、東京室内歌劇場、東京フィル、広響他と共演。現代音楽アンサンブル「アンサンブル・ノマド」メンバー。現在、お茶の水女子大学、桐朋学園大学非常勤講師。

堀井 哲史(ライゾマティクス)ビジュアルアーティスト・プログラマー

http://satcy.net/

1978年生まれ。ビジュアルアーティスト/プログラマー。ライゾマティクス所属。東京造形大学デザイン学科、国際情報科学芸術アカデミー[IAMAS]DSPコース卒。既存のソフトウェアやツールに頼らない、コンピュータならではの動的な絵作りからプログラミングまで一貫して行い、インタラクティヴ作品、映像制作を、エンターテインメント、アート等様々なフィールドで行っている。プログラミング/デザインを担当した『Perfume Global Site Project』は第16回文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門大賞、カンヌ国際広告祭等多数受賞。14年、elevenplayの『MOSAIC』では映像を担当、14年度のD&AD年鑑に、脳波をビジュアライズしたグラフィックを提供するなど、形態にとらわれない制作活動している。

INFORMATION

日時
2016年11月6日(日) 15:00開演(14:15開場)
※終演後、アーティストによるアフタートークを行います。
会場
愛知県芸術劇場コンサートホール(愛知芸術文化センター4F)
愛知県名古屋市東区東桜1-13-2 (Googlemap
地下鉄東山線または名城線「栄」駅下車 徒歩5分、名鉄瀬戸線「栄町」駅下車 徒歩5分
(オアシス21地下連絡通路または2F連絡橋経由
チケット情報
全席指定  8月4日(木)10:00~一般発売
S席 5,000円 / A席 3,000円 / S席学生(25歳以下、要学生証)3,000円
車椅子席 3,000円 / チャレンジシート 1,000円(当日のみ)
プレイガイド
- 愛知県芸術劇場オンラインチケットサービス
http://www.aac.pref.aichi.jp/dm/
- 愛知芸術文化センター内プレイガイド(平日10:00-19:00 月曜定休、祝休日の場合は翌平日)
052-972- 0430
  • 購入方法によりチケット代金のほかに手数料が必要になる場合があります。
  • 就学前のお子さまの入場はご遠慮ください。
  • 都合により出演者等、変更することがございますのでご了承ください。
  • 本公演では、演出のため、大型プロジェクターによる映像投影を行います。ごくまれに光が原因で体に異常を感じる体質の方がおられます。過去に光が原因で体に異常を感じた経験のある方は、ご考慮のうえご購入ください。
  • 車椅子席は劇場事務局(TEL 052-971- 5609)にて取扱い。
  • チャレンジシートは、公演当日10:00から愛知芸術文化センター内プレイガイド窓口にて販売(予約不可・購入枚数制限あり)。

PRE EVENT

ON-MYAKUをつくる“クリエイティブコーディング“の世界

トーク
堀井哲史(ライゾマティクス)、古舘健、比嘉了、神田竜
日程
10 月9 日( 日)
時間
14:00 ~
会場
アートスペースA

入場無料・事前申込み不要

映像を手掛ける堀井哲史が取り組む、プログラミングによるオーディオビジュアルの表現「クリエイティブコーディング」。ON-MYAKUをつくるこの新世代の表現を追求する古舘健、比嘉了、神田竜らアーティストらを迎え、プレトークを開催します。テーマはリアルタイムで作られるジェネレイティブな映像についてなど、クリエイティブコーディングの可能性について。もちろん公演のみどころもご紹介。アート・映像に関心のある学生は必見!

MESSAGE

MESSAGE

白井 剛
音の渦中に見えるもの。音の隙間によぎるもの。音の背後に立ちはだかるもの。音と光とカラダが共存・共鳴・共謀して、新しい音色がそこに視えたなら・・・。
演奏家の体と頭と心、全身体で解読されてこの場所に解き放たれる一つ一つの音。不思議な和音、複雑なリズム、独特な歯ごたえと後味。音の響きとリズムが時空に描きだす模様、質感、薫り、手触り。
中川 賢一
リハーサルをしていると、自分が弾きながら踊り、それはいつの間にか映像になって自分がどこにいるのかわからない時間になります。なにかわからないけれどどこかの凄いところに連れていかれた・・・そんな時間を創ることができたら・・・とおもいます。
今回は、これまで愛知でのレクチャーやコンサートで演奏してきたフェラーリ、メシアン、ケージの作品を存分に取り上げるという集大成です。思いっきりこの素敵な空間ではじけさせていただきたいと思います!どうぞ皆様お楽しみくださいませ!!
堀井 哲史
音楽のための映像を作る時、気を付けていることの一つとして、その映像が音楽に必要であると感じてもらえるかどうかです。その解決の方法として、映像と音楽・舞台で起こっていることを密接にリンクさせることを試みました。様々なセンサーデバイスを用いて、舞台上での出来事をデータとして常時取得。本作品の映像はすべて、これらのデータによってリアルタイムに生成されています。

TUNES

モートン・フェルドマン
-「バニータ・マーカスのために」(1985年)
武満 徹
-「遮られない休息」(1952年)より
ジェルジー・リゲティ
-「ピアノのための練習曲集」(1985~1993年)第1巻より
リュック・フェラーリ
-「不気味に美しい」(1971年)
-「小品コレクション、あるいは36の続き、ピアノとレコーダーのための」(1985年)より
-「即興の練習~ピアノとステレオ・テープのための~」(1977年)より
ヤコブTV
-「The Body of your Dreams」(2002年)
ジョン・ケージ
- 「トイピアノのための組曲」(1948年)より
- 「Dream」(1948年)
オリヴィエ・メシアン
- 「鳥のカタログ」(1956~1958年)より
- 「鳥の小スケッチ」(1985年)より
ヤニス・クセナキス
- 「ヘルマ」(1960~1961年)
スティーブ・ライヒ
- 「ピアノ・フェイズ」(1967年)

演奏曲は都合により変更となることがございます。

DEVICE

この舞台作品では、振付・ダンス、音楽、映像を相互に関連づけるため多数のデバイスが用いられます。

① 距離センサー
投射された赤外線の反射率から距離や形を測定することで、ダンサーのフォルムや動きをデータとして取り込む。
② MIDI機能内蔵グランドピアノ(ヤマハ サイレントアンサンブルピアノ)
鍵盤の下にセンサーが仕込まれており、ピアニストの打鍵やペダルの動き、強弱などの演奏データを記録。ピアニストのリアルタイムの演奏データを解析する。
③ LEDライト
スティック部分にLED(発光ダイオード)が仕込まれており、ピアノや電子音源が発する音や、打鍵の動き、ダンサーの動きなどに反応して、七色に輝く。
④ AR*カメラ
ワイヤレスのビデオカメラとセンサーの連携により、立体的な3Dの空間情報を測定することで、映像内にヴァーチャルな空間を作り出す。※AR(Augment Reality 拡張現実)
⑤ アームバンド型センサー
筋電と加速度、傾き、ジャイロの4種のセンサーがひとつになった器具。ダンサーの手首、足首に装着する。ダンサーの筋肉から発せられる微弱な電気や、身体のスピードや傾きなどの運動をリアルタイムで測定し、映像グラフィックや音に反映する。
⑥ 脳波センサー
頭部に装着し、脳波を測定する。8種類の脳波の成分を分析し、アテンション(attention 集中・緊張)、メディテーション(meditation 瞑想)などの精神状態や、ブリンク(blink まばたき)などのデータを測定。

CREDIT

音響
石丸耕一(東京芸術劇場)
照明
吉本有輝子(真昼)
舞台監督
大久保歩(クワット)
衣装
るう(rocca works)
ハードウェア
原田克彦(ライゾマティクス)
宣伝美術
藤井かおり(ライゾマティクス)
塚本 裕文(ライゾマティクス)
制作協力
一般社団法人ハイウッド
特別協力
株式会社ライゾマティクス
協力・初演
東京文化会館(公益財団法人東京都歴史文化財団)
2016年1月30日・31日
協力
アークベル株式会社 / 株式会社ヤマハミュージックジャパン / ライブギア株式会社 / 東京芸術劇場
広報写真提供
東京文化会館 ©bozzo
主催
愛知県芸術劇場

平成28年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業